骨粗鬆症の予防には健康な生活習慣や適度な運動の維持、バランスの取れた食事が重要で、治療では薬物療法を行います。骨粗鬆症治療薬は近年急速に進歩しており、骨折予防効果を有する多くの薬剤が開発されています。症例に応じて作用機序や投薬経路、投薬頻度の異なる薬剤の選択が可能です。
50歳以降の女性(男性は60歳以降)はまず現在の自分の状態を知っておくことが重要です。骨密度に応じて定期的に測定を行い、骨折を起こす前に発見し治療を始めることが肝心です。
当院は“骨粗しょう症の予防と治療のガイドライン”で推奨されている腰椎・大腿骨の骨密度測定が可能なX線骨密度測定装置 ALPHYS LF(富士フィルムヘルスケア株式会社)を採用し、総合病院と同レベルの検査が可能です。